窯焚きの日
朝5時40分。
まだ涼しいうちに、バーナーに火を入れます。
窯焚きの日は、ここから15時間の長い一日。
最初はバーナー1本だけ。
1時間ごとに1本ずつ増やして、
ゆっくり、ゆっくり温度を上げていきます。
急いではいけない温度帯があったり、
逆にぐっと追い込むところがあったり。
温度計とガス圧のメーターとにらめっこしながら、
窯のご機嫌をうかがう一日です。
夜8時40分ごろ、1230℃で消火。
でもすぐには開けられません。
窯の中がゆっくり冷めるまで、丸一日以上待ちます。
うまく焼けてるかな
あの釉薬はどんな色になったかな
そわそわしながら待つ時間も、
窯焚きのうち、なのかもしれません。
火入れの時に手をあわせて、
あとは窯と炎にお任せです。
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